2000年3月アーカイブ

20000314

完全形式体系Gの無矛盾性はGの内部では証明され得ない。なれば、Gの外部から検討されるのが必然である。しかしながらGが真に完全なる(綻びのない)体系であるならば、外部からGへ言及することは不可であることも承知しておかねばならない。これは存在芸術に纏わるディレンマである。

20000312

虚体が、これまで存在しなかったものであり、そしてこれからも存在しないものである以上、それは存在を裏切っている。

カテゴリ

アーカイブ