2000年2月アーカイブ

20000228

そのうち学校で「臓器提供意思表示カード」が配布されるようになり、半ば強制的に意思表明が求められるに違いない。日本はそういう国だ。

20000227

消費の最終目標は、対象を爆撃することである。テクストは消費されなければならず、テクストは爆撃されなければならない。さらにそれはテクストの蓄積とは別次元において成される行為であり、全く独立した規則に随う行為である。ゆえに大抵の場合、爆撃者は蓄積者の要請を拒絶ないし無視する。爆撃と蓄積とは必ずしも互いに不干渉でないにせよ、その大筋では平行して行われつづける生命活動である。

20000226

以上、彼らの問題は、自死による贖罪が可能であるのか否かという一点に集約される。ただし前節で明らかにしたように、神学的な論理からそれへの回答を与えることは、彼らにとって許されざる最大の禁忌なのであった。ゆえにそれは、立脚点を欠いた思考群から導かれる打算的にして妥協的な回答によって「回避」されねばならない問題として現出するのである。

腐った水を飲んでいる。

20000225

「君の論文の序論はいつも内容の弁護に終始する。端から読む気が失せるよ。」

20000220

そして、窒息する桜。

20000218

イマージュの復権。

20000218

抱擁する痛点。

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